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和束町は、標高が高く冷涼で、内陸性気候特有の昼夜の寒暖差が大きく、朝霧が日射を遮り、山間傾斜地で日照時間が短い茶生産地です。
この自然環境が、爽快で清涼感あふれる茶の香気と旨味に富み、穏やかな苦渋味をもった和束茶になります。
和束茶は、この香気を大切にするために、蒸しを浅く、お茶本来の特性を大切に、茶を仕上げています。
目に和やかに、香りに癒され、味で堪能してください。
人は のどがかわけば水を飲み
心が かわいた時はお茶を飲みます
縁あって、和束の地に足を運び、
縁あって、素晴らしき和束の人々に会い、
縁あって、お茶の仕事を体験し、
縁あって、お茶に魅了され志すことを選びました。
まだまだ修行中ではありますが、自分のお茶を飲んで、少しの間、その空間に心和ますお茶になればと思い、日々お茶と向き合っています。
京都和束産 宇治茶
宇治茶の約半分がここ和束町で生産されて、宇治茶として仕上げ加工されています。
和束茶100% 宇治茶
約1100年の歴史を持つ、日本の茶
従来天皇、御家人や身分の高い人々に献上されていた、宇治茶
かぶせ茶
お茶の収穫時期、新芽が出だした頃に被服資材(ワラや菰、ネット等)を2週間以上被せて摘採、加工したお茶のことをいう。 被服することによって、日光を遮って、光合成を遅らせて、葉緑素を増やす。 そうすることによって、アミノ酸やグルタミン酸等の旨味成分が、渋味成分のタンニン等に変化を防ぐ事になる。 つまり、一般的な煎茶よりも、旨味が際立った味と言える。
代表的なのが、玉露である。 ただ、玉露の場合は、被服方法とか棚式になり、被服日数も20日以上になる。 かぶせ茶は玉露の味に近い煎茶として考えられる。
煎茶
露地栽培で新芽を収穫して、揉み加工してできあがったお茶を煎茶という。
特徴として、なんと言っても香気。 それぞれのお茶で違いがあり、自然界の条件、土地、気候、畑等が組み合わさって出来上がるもので、お茶の香気はそれぞれの個性があり、容易に人間の手では作り出すことができない。
味も、ほんのりとして渋味が、のど越しさわやかで、後に残る旨味と渋みのバランスが絶妙で、お茶本来の味わいを楽しむことができる。
煎茶 (有機農法)
科学肥料、科学農薬を使うことなく、自然の産物を利用して、産地周辺の有機堆肥を原料に栽培管理した茶畑で収穫したもの。
* 参考に、農民連食品分析センターの残留農薬分析試験を行って、230種類の残留農薬分析を受け、検査結果は検出されず。との結果を得ました。
玄米茶
煎茶に炒った玄米を混ぜ合わせたお茶。 何と言っても、煎茶ののど越しと、玄米の香ばしさのバランスが良く、とても飲みやすく、夏場や冬場両シーズン愛飲されている。
和 ほうじ茶
他のほうじ茶に比べて、お茶の香ばしさが格段に違い、ほんのりとした渋味とのバランスが何よりも良く、心和む絶品のお茶。
食後や、お茶休憩時には最適です。
和 紅茶
現在日本にある紅茶のほとんどは外国産(スリランカ、インド)ですが、緑茶、中国茶(ウーロン茶)、紅茶も、原料となるお茶の木は、全部同じ種の木。
ただ加工方法が違うだけなのです。
だからもちろん、日本にあるお茶の木でも、紅茶を作る事は可能。
そこで、日本産(京都和束町産)の紅茶を作りました。
外国の紅茶に比べて、渋味が少なく、甘味があり、ほんのりと酸味がある紅茶です。
一度砂糖なしで熱湯でストレートのまま飲んでみてください。
また、小量の牛乳を加えると、マイルドな仕上がりになり、とてもおいしく召し上がれます。
お茶のおいしい飲み方(一般的に)
お茶はまず基本として、お茶の淹れ方次第でお茶の味は大きく変わります。
つまりお茶の淹れ方を乱雑にしてしまうと、その場の食事、雰囲気をまずくなり、変えてしまうことにもなります。
そこで、一般的に言われているお茶の淹れ方があります。
基本大切なのが、お茶の量、お湯の温度、抽出時間です。
お茶の量ですが、お茶の種類によって変わりますが、一人当たり、一般的に2~3gが目安です。
お湯の温度ですが、熱湯を使うと渋い、苦味が目立つ味になります。 逆に温度が低くなるにつれて、旨味が際立つお茶になります。
水出しおお茶が旨く感じられるのは、この理由です。
抽出時間ですが、これが非常に難しいです。 お茶の多くは揉み込みながら、乾燥させて作られています。
揉みながら乾燥さしていくことによって、湯に浸したときに、ゆっくりとお茶の成分が出て、お茶の香りと味を楽しむことができます。
つまり抽出時間によってお茶の特徴をコントロールすることになります。
目安として、一煎目は、お茶が湯に浸りじんわりと湯を吸収してお茶の揉み込んだ状態からゆっくり開き始めたところで、それぞれの湯のみに濃さが均一になるように回し注ぎをしてください。
二煎目は、少し熱めの熱湯で素早く淹れて下さい。
三煎目に、熱湯で最後の成分を出し切るイメージで淹れてください。
煎茶
1・茶の量 一人分3g 二人分5g 3人分8g程度
2・湯の温度 一煎目75~80℃くらい 二煎目 85~90℃ 三煎目90℃くらい
3・抽出時間 一煎目45~60秒くらい 二煎目 15秒くらい 三煎目30秒くらい
お茶価格表(送料込みの値段)
茶 名称 内容量 単価
かぶせ茶(仕上げ) 100g 1,300円
かぶせ茶(荒茶 ) 100g 1,000円
煎茶 (仕上げ) 100g 1,000円
煎茶 (荒茶 ) 100g 800円
煎茶 (仕上げ)有機農法100g 1,000円
煎茶 (荒茶) 有機農法100g 800円
抹茶 (加工用) 100g 1,200円
緑茶 200g 550円
玄米茶 200g 450円
かりがね(茎茶 ) 100g 450円
和ほうじ茶 100g 450円
ほうじ茶 200g 450円
ほうじ茶 1000g 1,700円
ほうじ茶 有機農法 200g 450円
ほうじ茶 有機農法1000g 1,700円
和 紅茶 有機農法 75g 550円
ご注文方法
現在一人で管理をしている為、お電話などによるご対応を行っておりません。
ご注文・お問い合わせの際は、お手数ですが下記のメールアドレスよりよろしくお願いいたします。
ご注文の際はお名前・郵便番号・住所・電話番号・商品名・個数 発注ナンバー1028をご記入下さい。
こちらから、入金口座をメールにてお知らせいたします。
入金確認後、営業日3日間以内に心をこめて発送いたします。
自分が、和束でお茶を志した理由
元々酪農家を目指していた自分が、ボランティア活動をきっかけで和束に足を運び、そしてその時に出会って、一緒に作業、仕事を通じて受けた和束茶農家の人達の存在が、自分にとってとても刺激的で、魅力的でした。
そして自分も、日本にとってなくてはならない、お茶、そして身近でその場を時には和む空間作りができる、一つの目的とされるお茶に、重要性を感じ、何よりも、仕事をした後の充実感が他の仕事よりも、自分にとって心地よかったので、自分は茶農家という職業に魅力を感じました。
現在は、お茶の奥深さと、嗜好品であるがゆえに、個人の個性、考えが活かされる特産物だという物のおもしろさに再認識して、畑の栽培管理に取り組んでいる次第です。
そして、いつか自分が作ったお茶を飲んでもらって、
”うん、おいしいねー”
”何かちょっと変わっているけど、たまにはこんなお茶もいいねー”
”農家さんががんばって作っている感じがでていていいねー”
等を言ってもらえるお茶が作れたらと思っています。
よろしくおねがいします。
和茶園 代表 植田 修
メール:info@wachaen.com